三重大学みえの未来図共創機構 産学官連携推進部門

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2012.02.26

伊勢市馬瀬町・まぜ楽市ののぼりが初登場!

馬瀬町では、室町時代から続くという「馬瀬狂言」(県無形民俗文化財指定)が保存会を中心に受け継がれています。昨年10月26日には10年ぶりに、馬瀬神社境内に組み立て式舞台を設営して狂言が行われました(公民館に舞台ができてからはそこで実施されていた)。舞台は大正7年につくられたものです。昨年は馬瀬神社の遷宮祭と保存会の60周年に合わせて、久々に組み立て舞台を復活させたものの、舞台は老朽化し、組み立てるのに労力もかかるため、今年はまた公民館に戻るかもしれないとのこと。昔ながらの神社に奉納するカタチがなくなるのは残念です。狂言が終わった後の餅まきも、住民の方々がたくさん訪れ、にぎやかでした。

その馬瀬町で、昨年7月から月に一回、公民館駐車場にて朝市「まぜ楽市」が開催されています。軽トラで野菜を持ち込み、そのまま荷台で販売する「軽トラ市」。9時の開始前には町内放送でアンパンマンマーチを流してお知らせします。今回のハンズオン支援で制作したオリジナルのぼりも完成。2月26日の朝市に初登場しました。回を重ねるごとにお客さんも増え、運営もスムーズに。来年度は子ども会との連携も計画されています。

馬瀬のメイン道路(県道)にのぼりが立ったら朝市開催の合図。近くに来られることがあればお立ち寄りください。試食コーナーもお楽しみに。

地域プロデューサー 浜口美穂