三重大学みえの未来図共創機構 産学官連携推進部門

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2014.11.18

中心市街地活性化タスクフォース 第2回全体会議

10月23日、津市センターパレス中央公民館ホールにおいて、津市を元気に!チャレンジプロジェクト(中心市街地活性化タスクフォース)第2回全体会議が開催されました。この会にお越しいただいた参加者は約30名でした。

今回の全体会議は2部制で、前半に多気町役場 まちの宝創造特命監の岸川政之氏をお迎えし、事例紹介と「市町村が管轄外の県立高校への提案をする時、それを管轄する県教育委員会へどのようにアプローチするか」というテーマでワークショップを行っていただきました。

参加者の方からは、いちかばちか前例があることにしてやる、署名活動などを行って、地域・保護者対教育委員会という図式にするなどの案が出ていました。

 

後半は今年度立ち上がった「ツゥのサロン」チーム、「津ぅリズム」チーム、「津大門☆夢かなえ隊」チームと、昨年度から活動されている「伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛ツアー」の企画案発表が行われました。

まずは「津大門☆夢かなえ隊」チームの発表で、人が若返る、物が復活する商店街を目指し、その第一歩として、大門商店街に女性高齢者向けのメイクとおしゃれを楽しんでもらえる場所をつくり、活き活きと輝いてもらうことで賑わいを創出したいという企画でした。

岸川氏からは、なぜきれいにしたいか、どこへつなげて行きたいかを考えるといい、西村センター長からは対象とする人たちに受け入れてもらうこと、継続する方法を考える必要があるというコメントがありました。参加者の皆さんからはターゲットを絞るのはいいが、広がりが大切。大門にはいこにこ広場など子どもが集まる場があるので、連携してやっていけばいいのではないかなど意見がありました。

 

次は「津ぅリズム」チームの発表がありました。津市内各地域で、地域の方々との交流を通して津らしさを味わえるツアーを企画し、埋もれていた地域資源を発掘していくという企画発表がありました。

岸川氏からは実行を前提としていて良い、西村センター長からは面白い企画、実行・継続のためには連携が大切というコメントがありました。

参加者の方からは、他の地域でもされている取り組みだと思うが、他事例との差別化はしているのかという質問がありました。それには、差別化は特に考えておらず、知らないところ・経験がないところから始めるのも新しい視点でいいのではないかという回答がありました。

 

そして「ツゥのサロン」チームは、地域でつながるまちを目指し、商店街関係者だけでなく様々な人が商店街のイベントや運営に関わることのできる仕組みづくりを目指す。その一歩として、津新町フェスタで商店街店主、地域住民、学生を巻き込んだイベントを開催し、交流会(サロン)を開催し、お互いを知ることで地域との連携を深めるきっかけとするという企画が発表されました。

岸川氏からは大切なのは実行すること。自分達で楽しむことが大切というコメント、西村センター長からは面白い企画。自分達で楽しめることをやるのが昔からの商店街のよさ、というコメントがありました。

参加者からは新町フェスタのチラシに駐車場を載せてほしいという要望がありました。

 

最後に「伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛ツアー」チームの発表があり、伊勢の帰りに朝日屋の松阪牛を食べてもらうツアーのモデルコースを提案し、朝日屋、津観音、津都ホテルなどの老舗の連携や津のお土産としてとらや本店、平治煎餅などの老舗や有名企業のお菓子をPRするというものでした。

岸川氏からは食は人を幸せに出来るので、それをこれから広げていくといいというコメント、西村センター長からは、ずっとこだわっていることだから、ぜひ実現してほしいというコメントがありました。

 

その後、津学生情報室(TGJ)の発表があり、11月1日の三重大学祭が発行日で1冊100円で販売されることが報告され、高虎楽座、津新町フェスタでも販売されることも発表されました。

 

今後は各チームで企画実施に向けて動いていき、12月4日の第3回全体会議で中間報告が行われます。

 

各チームの企画日程等は、三重大学地域戦略センター059-231-9899までお問い合わせください。