三重大学みえの未来図共創機構 産学官連携推進部門

トピックス

2011.12.12

松阪市宇気郷地区

松阪駅から車で約30分行った山里に位置し、標高350から400 mにある、松阪のチベットとも呼ばれている場所です。林業が盛んな昭和40年代には約1000人を数えた人口が、現在は約100世帯、200人と過疎化が進んでおり、高齢化率も65%を超えています。

しかし公民館が中心となってに、自主的なまちづくりが活発に展開されてきました。郵便局と日用品スーパーは、自治会が自主経営。そのほか、地産池消の食堂「うきさとむら」の取りくみや、七草粥祭り・ひな祭り・秋のコンサートなどイベントも活発に行われています。こういったまちづくりは県内外からも注目され、宇気郷を支えるファンがいるそうです。

ひな祭りでは集落にある家々を訪ねながら歩くそうですが、豊かな自然を満喫しながら散策するのは心の癒しにもなりそう。来年の三月には参加してみようと思っています。

産学連携コーディネーター 茶原真佐子