三重大学みえの未来図共創機構 産学官連携推進部門

トピックス

2015.07.24

南伊勢町 平成27年度 集落等自立活性化推進事業

平成27年【イキさらプロジェクト】7月19日(日)~7月20日(月)の活動報告

三重県度会郡南伊勢町礫浦(さざらうら)でのこれまでと現在の活動について

(この事業は学生の活動を主体とし、担当大学職員と市町の職員の監督の下実施されています)

活動1年目は、学生5名で平成25年9月から開始され、話し合いの時代として聞き取り調査から10年後の礫浦の将来像を描くためのキャッチフレーズ「みんな元気でイキイキさざら」略して「イキさら」の誕生までを支援した。

2年目は、学生3名(2名卒業のため)でこれまで話し合ったことを実行に移してゆく時代として、ウォークラリーや餅つき大会などの開催(小さい子から高齢の人まで楽しめる行事として)と団結力を高めてもらえるようにメンバーおそろいの「イキさら」ワッペンのプレゼント等を実施した。

そして、3年目の本年度は、同じ3名の学生は7月19日の地域恒例の夏祭りに「イキさら実行委員会」(学生3名と礫浦住民18名)のメンバーでおそろいのTシャツ(礫浦住民「イキさら」メンバー自主作成)を着用して主体的に参加することになった。メンバーで提案された高校生による出し物(スイカの早食い競争、ラムネの早飲み競争、「イキさら」に関するクイズ)は子供たちには大好評だった。また、翌日の7月20日には、午前5時~午前6時までの早朝に釣堀客へのインタビューによるアンケート調査で来訪者の声をきく(出身地、宿泊か日帰りか、リピーターか、なぜ礫浦なのか、爆弾おにぎりについてどう思うか、どんなものがあったらうれしいか等)ことが実施された。この夏祭りでは、3名の学生が、三重マグロのマグロ鮨料理から会場設営、かたつけまでを「イキさら」メンバーとして地域の方々と共に行ったことから、よかった点、反省点、そして今後の課題の抽出など、今回の活動はとどこおりなく進められ終了した。

※本年度の3年目は、学生からイキさらメンバーへの引き継ぎの時代です。学生がいなくなっても、集落みんなで交流する機会を持って行けるような移行期間です。あわせて、役場と大学の密接な連携により、一歩踏み込んだ活動まで持っていけるように企画中です。礫浦担当の3名の学生は皆さん三重大学人文学部法律経済の4年生ですが、就活の合間を縫ってこれまでの活動の集大成となるべく取り組んでいます。

学生たちのこれまでの活動の詳細は「イキさらプロジェクト!」下記のfacebook(学生作成)をご覧ください。

https://ja-jp.facebook.com/ikisara