2011.10.14
10月10日(月・祝)13時30分から、津市センターパレスにて「歴史を活かしたまちづくり~三重・戦国時代再発見~」と題してシンポジウムが行われ、約100名の方に参加いただきました。
パネリストは3市町から各1名、活躍中の方をお迎えしました。歴史を活かしたまちづくりに取り組む三重県鳥羽市から豊田祥三さん(鳥羽市教育委員会)が「海からみた戦国時代」を、伊賀上野市から川上仁一さん(㈳伊賀上野観光協会顧問)が「忍者からみた戦国時代」を、玉城町から辻村修一さん(玉城町町長)が「街道を要所とした戦国時代」を、その歴史の魅力、まちづくりにどう活かしているか、未来の構想についてお話しいただきました。講演が始まると、長いと思われた2時間半もあっという間で、海、街道、忍者とそれぞれに違った観点から三重県が持つ多様な歴史を垣間見、それに誇りをもつことがまちづくりに活かされるのだと気づきました。
シンポジウム終了後にはロビーにて三重大学裏千家茶道部さんによるミニシンポジウム「戦国時代の茶の湯を考える」が行われ、約半数の方が残り参加。戦国時代の茶の湯のお話とともに、お抹茶と当時のお茶請けであったと言われる「麩焼き」を味わっていただきました。着物を着用した茶道部員や、野点傘や畳、お花、紅白幕などが、このシンポジウムの雰囲気をより盛り上げてくれました。
産学連携コーディネーター 茶原真佐子