【日程】2020年2月11日～15日
【訪問先】東ワシントン大学、スパイスオロジー社

2020年2月12日に東ワシントン大学で開催されたアイデアピッチコンテストに参加することを目的に、今回の研修を実施しました。

渡航した学生は、2019年8月に三重大学内で開催した「三重大学・東ワシントン大学アントレプレナーシップセミナー」の最終日のピッチコンペで渡航権を獲得したチームのメンバーです。同チームは3名（生物資源学部1年、教育学部1年、人文学部3年）でした。残念ながら教育学部1年の学生は集中講義の関係で渡航が叶わずでした。

一行は、2月11日午後に東ワシントン大学があるスポケンという都市に到着後、その日の夕方から同大学のアントレプレナーシップセンターの授業に参加しました。三重大学の学生が自らのビジネスアイデアを紹介し、1時間ほど東ワシントン大学の学生とディスカッションを行いました。また、同授業を担当されていたLiu先生からビジネスアイデアのブラッシュアップ指導を頂きました。

　　

 

2月12日は午前・午後と、東ワシントン大学Gorton先生・Inoue先生にマンツーマンでプレゼンテーション指導と、ビジネスアイデアのブラッシュアップ指導をして頂きました。

2月12日夜に、東ワシントン大学アイデアピッチコンテストが開催され、三重大学からの学生も参加しました。同コンテストは、2020年1月に東ワシントン大学内で実施された1次予選の通過20チーム（1次予選は約50チームが戦ったとのことです。）が、展示会形式でアイデアピッチを行うという形でした。審査員が各チームの展示スペースを回り、展示されているビジネスアイデアについて質疑を行い、最後に審査員が投票して順位を決める、というものでした。三重大学からのチームは21チーム中2位という好成績を収めました。

　　

2月13日は、東ワシントン大学アントレプレナーシップセンターの仲介により、スポケンにあるスタートアップ企業であるスパイスオロジー社訪問が叶いました。同社は世界中から多数のスパイスを集め、自社で独自に調合してオリジナルのスパイスを販売している企業です。レストランへの販売や、ネット通販を中心に事業を展開しており、オリジナルスパイスの商品数は300種類もあるとのことです。同社の設立経緯や、ビジネス形態、事業保護の方法等、詳しく話を聞かせてもらうことができました。もうすぐ日本でも販売を開始する予定とのことです。
【スパイスオロジー社HP】
https://spiceology.com/

英語でのプレゼンテーションや質疑対応、アントレプレナーシップを学ぶ海外の学生とのディスカッション、海外のアントレプレナー教員からの直接指導等、今回米国研修に参加した学生にとっては、英語の重要性の再認識だけでなく、ビジネスアイデアのブラッシュアップやPR・説明方法等について海外のアントレプレナー教育ならではの視点や切り口を学べたようで、非常に良い経験を積むことができました。

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三重大学ではTongaliプロジェクトとしてアントレプレナー育成活動を推進しています。本米国研修もその取組みの一環です。

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