三重大学みえの未来図共創機構 産学官連携推進部門

WORKS

受託事業9-1南伊勢町礫浦地区 集落支援

事業概要

委託元
南伊勢町
継続年数
平成27年度にて終了
(三重県による南部地域の集落活性化に係る委託研究事業として平成23年度~26年度実施の後、市町ごとの委託となった)
活動概要
(目的)
平成26年度に行われた現地での集落支援の取り組みに引き続き、三重大学生を中心に結成された”イキさら実行委員会“(イキイキさざらうらの略)が、新たに礫浦地区の課題や地域住民の思いに応じた具体的取組みを、地域住民との協議を通して企画・実行した。
H27年度
成果
  • 礫浦地区にて「イキさら実行委員会(人文学部学生3名と地域の有志で結成された委員会)主催」の夏祭を開催。同時に、参加した域外からの釣り客に対し、今後のイベントに活かすべく、礫浦の魅力や要望等をインタビュー形式でアンケートを取った。
  • 前回のアンケートを基にウォークラリーのコースを決定し、実施した。
学生関与
  • 人文学部3名(平成27年度の4年生)

成果物、イベントの様子 (H27)

受託事業9-2南伊勢町 高・大・事業者連携型の地域活躍人材育成事業

事業概要

委託元
南伊勢町
継続年数
平成28年度~
活動概要
(目的)
「高・大・事業者連携型の地域活躍人材育成事業とコミュニティビジネス・ソーシャルビジネスの創出事業」の枠組みにおいて、三重大学の地域創生の専門スキルを活用し、社会実践教育の充実、地域に残り地域を支える人材の育成に取り組む。具体的には南伊勢高校でH30年より実施される新教科「地域創生学」のカリキュラム作成について、三重大学各学部とのハブになり、南伊勢高校を支援する。
H28年度
実施事項
  • 「地域創生学」カリキュラム作成支援
    カリキュラムの3テーマ(防災、少子高齢化、産業)について、南伊勢高校教員からキーワードを聞き取り、それぞれのテーマに適した三重大学教員(研究テーマ)をマッチングすることにより、三重大学教員が参加するカリキュラムを作成できるように支援する。
  • 南伊勢町防災訓練への三重大生参加(台風のために未実施)
    三重大生をはじめとする大学生が参加し、地元小学生の防災訓練への取組みを(比較的近い世代の視点で)支援する予定であった。
  • 南伊勢高校生の夏季インターンシップに同行
    「産業」カリキュラムとインターンとの関連づけを想定し、高校生インターンの現状を確認した。
  • 南伊勢高校にて、2年生向けの講義(全4回)を実施予定
    西村センター長が講師となり、「南伊勢町の20年後を考える」内容の講義を実施し、生徒のマインドセットを促す。
学生関与
教育学部1年生1名 龍谷大学4年生1名 
(防災訓練に参加予定だった)

10月現在の成果物、イベントの様子

受託事業9-3南伊勢町竈方集落 T型集落点検事業

事業概要

委託元
南伊勢町
継続年数
平成28年度~
活動概要
(目的)
むかし平家の落人が住みつき、現在は限界集落化した竈方集落(図1)には、竈方祭(図2)という伝統的な神事があったが、後継者不足が原因で、半世紀前に途絶えてしまった。
本事業は、今年度においてその竈方祭を復活させ、住民に竈方文化の素晴らしさを再認識してもらい、集落に誇りを持つきっかけを創り上げていくことを目的としている。また、祭の実行継続の可能性を図る上でも各集落内の家族構成や、親戚との距離感(帰省頻度等)を明らかにすることが必要とのことから、T型集落点検調査( * )を行う。

※T型集落点検:住民の年齢・家族構成・転出先・帰省頻度等を調査し、集落の現状を知る点検方法。
H28年度
実施事項
①三重大生による3集落のT型集落点検

  • 集落内各戸訪問による聞き取り調査
  • 各世代集落外居住者の電話等による追跡調査
  • 点検・調査結果の集計・分析
②竃方祭周辺イベント企画
竃方祭を、将来の集落を担う可能性がある地域に縁のある子供たちや観光客にとって、興味深く楽しいものにするための周辺イベントを企画・提案する。(竃方祭は神事であり変えようがないが、若者・子供には退屈と考えられるため、竃方祭開催日程にあてた縁日企画や、文化紹介イベント等を別途企画する。)
学生関与
教育学部1名 生物資源学部2名 人文学部1名

成果物、イベントの様子 (H28)