直近年度学部卒業生の内、三重県内企業・団体への就職者は292名で全体の33%に留まっている。この率を改善する就職支援強化策の一環として、大学社会連携部門を窓口に企業との連携を強化し、新たな長期インターンシップ制度を構築して段階的にシステム化していく案が、県補助事業として採択された。
長期(1か月半~2か月程度)にわたり、企業が実際に行う事業(商品企画やイベント企画提案・実践)にプロジェクトメンバーとして参加する。三重大学(地域戦略センター)が企画し、募集対象は三重大学生(留学生・院生を含む、学部・学年不問)に限る。
【協力企業】
H27年度:4社
H28年度(夏期):6社
学生が企業に取材をして記事を書き、「みきゃなび」で学生に向けて発信する。学生が直接取材をすることにより、学生が知りたいことを効果的にインタビューできると同時に、企業側も学生の実態を把握できる。
企業のビジョンを踏まえたキャリアパスを聞くため、社長へのインタビューを必須とする。
【協力企業】
H27年度:6社
H28年度(夏期):11社
大手就職支援サイトには掲載されない三重県の情報を集めたポータルサイトを2016年4月に開設。RPIの実施報告やキラリ企業プロジェクトの取材記事、キーマンコラム等、三重県内企業の情報を掲載している。また、ID登録者が就職活動やインターンシップについての質問や相談をすると、メンターとして登録している就活・インターンシップ経験者や、教職員、公務員が回答するJob de Cafe(メンター制度)を利用できる。その他にも、マイページにて履歴書やキャリアシートに、各自の情報を蓄積していくことができる。