三重大学みえの未来図共創機構 産学官連携推進部門

WORKS

自主事業2阿保地区の商店街の活性化(小さな拠点プロジェクト)

事業概要

事業主体
阿保地区小さな拠点プロジェクト推進学生チーム
継続年数
平成28年度~
活動概要
(経緯)
青山町阿保地区は、古くは畿内と伊勢神宮を結ぶ参道として初瀬街道阿保宿の名で栄えてきた。
近年は地域の人口減少などにより、地域コミュニティの存続もままならない状況だが、本年度、国交省が伊賀市の歴史まちづくり計画を認定し、その一環として阿保地区が重点地区として選出されたことにより、地元住民協議会を中心に「阿保地区の文化の継承」をテーマに取組むこととなった。そんな折、協議会メンバーがRASCのHPより学生の活動を知り、若い視点による企画と活動の支援を要請してきた。
当面の活動
①観光資源の訴求力向上
地区3大祭り(3月 波瀬街道まつり、7月 青山夏祭り、10月 ふれあいフェスタ)および、獅子舞練り歩きの時期を、地区訪問者促進の機会と捉え、そのタイミングに合わせて大村神社参道を含めた観光コースにある各資源(右記写真)を訴求する仕掛けを考案する。
②三重大学生の店「いっぷくしてだ~こ」のオープン
地区祭りの際に限定オープンする学生企画の店舗を、地区への玄関口である青山町駅近くの商店街の空き家を活用して立上げる計画を策定中。その店舗は内装から商品計画までを学生が担う想定。
*現在、上記①②を推進する前段階として、阿保地区のホームページ作成と、小さな拠点についてのアンケート調査を準備中。
学生関与
生資5名、人文5名、工3名(Meikuメンバーを中心に、その友人も参加)

小さな拠点プロジェクト対象地域全容

本事業は、Meikuの学生がRASCの支援を最小限として、自らが地元住民と密接に関わり、店舗を運営するまでに至ることによりMeikuの運営資金を得ることまでを目指した、学生にとっては今までにない意欲的なプロジェクトになるようです。RASCは一定の規範に則りプロジェクトが運営されるように見守っていきます。