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2019.02.14

「イタリア食科学大学・三重大学 合同フィールドスタディ研修 in 鳥羽、伊勢、四日市」を行いました!

2月1日、三重大学地域創生戦略企画室(旧:地域戦略センター)と連携協定を結ぶイタリア食科学大学の学生14名を迎え、伊勢志摩地域を中心とした合同フィールドスタディ研修を行ないました。

イタリア食科学大学は、イタリア ピエモンテ州とエミリアロマーニャ州にキャンパスを持ち、食や食文化に関心を持つ学生が世界中から集まっています。学ぶ内容は「食科学」(ガストロノミック・サイエンス)であり、とくに「ワインと食文化」が中心となるようです。

◇イタリア食科学大学公式H.P.(https://www.unisg.it/en/)

今回の研修では日本の食文化を学ぶ為、9泊10日の日程で日本を訪れました。その中の1日を本学地域創生戦略企画室と連携し、三重県伊勢志摩地域を中心に、フィールドスタディを行いました。

まず訪れたのが鳥羽市立「海の博物館」です。
ここでは、三重大学大学院地域イノベーション学研究科の 臧 黎清(ゾウ レイシン)助教の講義を受けました。
テーマは”Seaweeds as Preventive Agents for Metabolic Syndromes: From Nutrients to Functional Foods”

  

質疑応答では、海藻の持つ様々な機能性について、学生から様々な質問が挙がっていました。
海藻をあまり食さないヨーロッパの人々にとって、毎日の食事にそれらを取り入れている日本人の食文化とその効能に、非常に興味を持ったようでした。

講義の終了後は、海の博物館 平野館長に館内の案内をして頂きました。

  

伊勢神宮に収められる御饌(ぎょせん)と呼ばれる鮑や昆布などの食材についてのお話や、伊勢志摩地域の食文化について聞かせて頂きました。

その後は伊勢神宮に移動し、食を司る神様のお話や、実際にどの様に祭られているいるのかを間近で見て学ぶ事が出来ました。

  

  

最後に四日市に移動して、味噌醤油製造所「伊勢蔵」さんを見学させて頂きました。
ここでは、日本の発酵食文化について学びました。木製の樽を使った伝統的な製造製法に興味を示し、皆さん熱心に学んでいました。

  

  

長い1日、お疲れ様でした!

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三重大学地域創生戦略企画室 日下
E-mail : sayaka_kusaka@opri.mie-u.ac.jp
Tel : 059-231-9906 (内線9906)
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